妊活中・産前産後の栄養のお話〜ai mama先生にお聞きしました
【妊活中・産前産後の栄養のお話を管理栄養士のai mama先生にお聞きしました】
妊活中の栄養について
赤ちゃんを迎えるにおいて健やかな身体作りはとても大切です!
食事に気をつけることで、卵子や精子の質も変わります。
赤ちゃんをより迎え入れやすい身体に整えることができますし、妊娠したら赤ちゃんに栄養を送ったり、出産や育児に備える身体をつくるためにも妊活中から食事を見直すことはとても重要です。
その中でも身体を構成する上で欠かせないたんぱく質を中心に鉄分、亜鉛、ビタミンD、ビタミンB群、葉酸を積極的に摂るように心がけましょう。
妊娠中・産後の栄養について
妊娠中の栄養面では初期の葉酸、妊娠中期以降はたんぱく質を多めに摂取することがすすめられています。
たんぱく質の負荷量は普段より妊娠中期で1日あたり5g、後期で25gプラスです。
妊娠中は様々なトラブルがつきものです。
悪阻、体重の増え方、血糖値、便秘、後期悪阻など。
バランスの良い食事をとりたくても取れない方も多いのではないでしょうか。
基本は食事からバランスよくその時々の食べやすいものから栄養を摂ってサプリメント、プロテインを活用するのも良いと思います。
産後のお母さんの身体と生活はとても過酷です!
出産後のお母さん栄養バランスが偏っている方も多いのではないでしょうか。
出産直後から育児は始まりますので、小刻みの授乳や夜泣きによって睡眠時間もままならないですし、母乳で育てていらっしゃる方は母乳に使われる鉄やエネルギー、たんぱく質をしっかりと補うことが大切です。
鉄は、出産時に失われていますので、特に意識して摂る必要があります。
母乳はお母さんの血液からできています。
母乳の原料は主にたんぱく質で授乳期では1日で計70g分のたんぱく質が必要になり、普段よりも多くのたんぱく質が必要です。
栄養をしっかりと取っていかないとお母さんがばててしまいます。
赤ちゃんに意識はむいてしまいますが、自分の身体、食事も大切にしていきましょう!
ai mama先生
・管理栄養士・食育インストラクター・フードスタイリスト・シニアフードアドバイザー
インスタグラム:https://www.instagram.com/ai_kitchen28_recipe/?hl=ja