【第一章】傷の治りが遅い人へ。身体の「修復力」を支える栄養素の話。
【第一章】傷の治りが遅い人へ。身体の「修復力」を支える栄養素の話。
〜タンパク質と亜鉛が、あなたの回復力を支えている〜
「小さな傷がなかなか治らない」 「同じ部位のスポーツ障害を繰り返している」 「疲労が抜けにくい、肌荒れや口内炎が続く」
こうした状態の背景に、栄養素の不足が関係していることがあります。
傷が治るとは、"細胞を作り直す"ということ
傷が治るとき、身体の中では複雑な生体反応が連鎖的に起きています。
- 損傷した細胞の除去と炎症反応
- 線維芽細胞によるコラーゲン合成
- 新生血管の形成
- 上皮細胞の増殖・再生
- 炎症の収束と組織のリモデリング
これらは「自然に治る」のではなく、身体が膨大なエネルギーと材料を使って能動的に修復しているプロセスです。
だからこそ、その材料となる栄養素が不足すると、修復のスピードや質に影響が出ます。
タンパク質:修復の"材料"そのもの
タンパク質は、皮膚・筋肉・腱・血管・免疫細胞・酵素・ホルモンなど、身体のあらゆる組織の構成要素です。
傷の修復においても、コラーゲン合成や細胞増殖に大量のタンパク質が消費されます。
スポーツをしている方は特に注意が必要です。
- トレーニングによる筋損傷
- 発汗によるアミノ酸の喪失
- 成長・回復・競技パフォーマンスの維持
これらが重なることで、一般的な食事量では必要量を満たせていないケースが少なくありません。
「運動しているのに回復が遅い」と感じる場合、タンパク質の摂取量・質の見直しが有効なことがあります。
亜鉛:細胞分裂と組織修復を支える重要ミネラル
亜鉛は、傷の修復において特に重要な役割を持つミネラルです。
その主な働きとして、
- DNA合成・細胞分裂の調節
- タンパク質合成の補酵素として機能
- 皮膚・粘膜の構造維持
- 免疫細胞の産生・活性化
- 炎症反応の調節
が挙げられます。
皮膚科領域で「亜鉛華軟膏」が皮膚トラブルに使用されるのも、亜鉛と組織修復の深い関係を示しています。
亜鉛は体内で合成できないため、食事やサプリメントからの継続的な摂取が必要です。
スポーツ障害の繰り返しと「修復力の低下」

成長期に多いスポーツ障害——オスグッド、シンスプリント、野球肘・野球肩、疲労骨折、肉離れ——。
これらの原因として、フォームや使いすぎが注目されがちです。もちろんそれは正しい視点です。
しかし臨床の現場では、「壊れる速度」に「修復する力」が追いついていない状態が、障害の背景にあるケースも見受けられます。
成長期は骨・筋肉・腱・靭帯が同時に発達する時期であり、さらに運動負荷が加わることで、身体の需要は通常よりもはるかに高くなります。
この時期に栄養が不足すると、本来の回復力・成長力を発揮しにくくなる可能性があります。
「外側のケア」と「内側の材料」、両輪で考える
傷や肌トラブルへのアプローチとして、湿布・軟膏・スキンケアなど外側のケアは重要です。
ただ、身体を実際に修復しているのは自分自身の細胞です。
その細胞が正常に機能するためには、適切な栄養素が必要です。
「何を補うか」よりも先に、「何が足りていないか」を考えることが、根本的なアプローチへの第一歩です。
MINAMOTOプロテインという選択
MINAMOTOプロテインシリーズは、高品質グラスフェッドホエイプロテイン・亜鉛・ビタミン群・海のミネラル・乳酸菌100億個などを配合した、"身体づくり" を考えたプロテインです。
「運動している子ども」「怪我を繰り返しやすい方」「成長期の栄養が気になる方」——そんな方の 土台づくり をサポートします。
まとめ
身体は、食べたものでつくられています。
傷が治りにくい・疲労が抜けにくい・スポーツ障害を繰り返すといった状態に対して、施術や休養と並行して「材料を整える」という視点を持つことが、回復への近道になることがあります。
外側へのアプローチに加えて、内側から身体の修復力を支えること。それが、長期的な健康づくりにおいて欠かせない考え方だと、私は思っています。
➡️ 【第二章】高齢者とフレイル。「亜鉛不足」が引き起こす静かな連鎖。 タンパク質と亜鉛の話は、成長期だけではありません。年齢を重ねるほど、その重要性は増していきます。 >>第二章を読む