「髪は血の余」とは?東洋医学からみる髪と栄養の関係
「髪は血の余」とは?
東洋医学からみる“髪と栄養”の関係
東洋医学には、
「髪は血の余(かみはけつのよ)」
という言葉があります。
これは、
体に十分な“血”が満たされ、
その余りが髪へ届く
という考え方です。
現代人からすると、
少し不思議な表現に聞こえるかもしれません。
しかし、
東洋医学では古くから、
髪の状態は、
体の内側の状態を映し出すサインの一つ
と考えられてきました。
今回は、
「髪は血の余」
という東洋医学の考え方について、
現代栄養学の視点も交えながらお話しします。
東洋医学でいう「血(けつ)」とは?

ここでいう「血」は、
単なる“血液”だけを意味するわけではありません。
東洋医学では、
- 栄養
- 潤い
- エネルギー
- 生命活動を支えるもの
なども含めて、
広い意味で「血」と表現します。
つまり、
「髪は血の余」
とは、
体に十分な栄養的余裕があって初めて、髪まで栄養が届くという考え方とも言えます。
髪は“後回し”になりやすい
これは現代栄養学の視点でも、
非常に理にかなっています。
私たちの体は、
限られた栄養を、
- 脳
- 心臓
- 内臓
- 血液
など、
生命維持に必要な場所から優先的に使います。
つまり、
髪は“生命維持の優先順位”としては後回しになりやすい場所です。
そのため、
- タンパク質不足
- 鉄不足
- 亜鉛不足
- 睡眠不足
- 慢性的ストレス
などが続くと、
髪のハリ・コシ・ツヤにも関係してくる可能性があります。
髪の主成分はタンパク質
髪の主成分は、
「ケラチン」というタンパク質です。
つまり、
髪は“食べたもの”から作られています。
だからこそ、
- タンパク質
- 鉄
- 亜鉛
- ビタミンB群
- ビタミンC
など、
“材料”を整えることも大切だと考えています。
無理なダイエットで髪に変化が出る理由
実際、
- 食事量を減らした
- 極端な糖質制限
- 偏ったダイエット
などをきっかけに、
- 髪がパサつく
- 抜け毛が増える
- ハリ・コシが低下する
と感じる方も少なくありません。
これは、
体が生命維持を優先し、
髪まで十分な栄養が回りにくくなっている可能性も考えられます。
東洋医学と現代栄養学は繋がっている
私は臨床の中で、
東洋医学の考え方と、
現代栄養学は、
実は共通点が多いと感じています。
東洋医学では古くから、
「未病(みびょう)」
という考え方があります。
これは、
症状が大きく出る前から、
日々の生活や栄養を整えるという考え方です。
つまり、
- 睡眠
- 食事
- 姿勢
- ストレス
- 栄養
などを、
日々積み重ねていくことが大切なのだと思います。
外側だけでなく“内側”から整える
ヘアケアというと、
- シャンプー
- トリートメント
- 頭皮ケア
など、
外側からのケアが中心になりがちです。
もちろんそれも大切です。
しかし、
実際に髪を作っているのは、
体の内側です。
だからこそ、
「材料を整える」
という視点も、
インナーケアでは大切だと考えています。
まとめ
東洋医学の
「髪は血の余」
という言葉には、
髪は体の内側の状態を映し出す
という考え方が込められています。
現代栄養学の視点から見ても、
- タンパク質
- 鉄
- 亜鉛
- ビタミン
などの栄養状態は、
髪のコンディションにも関係すると考えられています。
外側だけでなく、
内側から整える。
それもまた、
未来の健康や美容につながる
大切な習慣の一つかもしれません。
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